子どもたちのコミュニケーションを育てる

子どもたちのコミュニケーションを育てるという図書をすがる思い(?)で購入し,読んでみた。この本が悪いのではないが,読んでみて,混乱してしまった。「コミュニケーションを育てる」のと,「コミュニケーション能力を育てる」のではちょっと感じが違うのかなと思った。また,紹介されている実践も多様なものであるが,あまりにも多様すぎて,全体的にどう解釈すればよいのだろうか,とも考えた。あと発達段階の違いも大きいと思う。内田論文や三宮論文はその違いに触れていたが,こうしたところに触れていかないと説得力のある話は展開できないような気がする。