2009-01-01から1年間の記事一覧

目標の管理は難しい

大量に抱えた卒論(学部),実践研究報告書(院)のチェックを終える。 学部は毎年卒論集を発行しているので,これが良いサンプルになっているようだ。 大学院は書き方すら分かっていないのが多いが,これは指導不足なんだろうな(本音としてはもっと卒論を…

文科省予算

文科省のwebサイトで平成22年度予算のことに関して掲載されている。 事業仕分けでも話題になった学校ICT活用推進事業にかかわる予算はゼロの案で,今後教育の情報化にかかわる案も早急に取りまとめていくとのこと。

パナソニック財団研究打ち合わせ

関西大学高槻キャンパスに赴き,標記財団から助成を受けている「映像制作カリキュラムおよび活用ガイドの開発」に関する打ち合わせを黒上先生@関大と内垣戸先生@福山大学とで行った。 このプロジェクトでは,リーフレットおよびWebのメディアミックス的な…

大掃除

2か月ほど前,テレビのニュースに登場したのは良かったが,そこには研究室の惨状が・・・。 普通大学の先生って,本とかいっぱい並んでますやん。そんなものは全く見られず,ぼろぼろの戸棚に封筒などがバラバラになって積み重なってる・・・。 あの時は実に…

日本教育工学会研究会(12月19日:京都外国語大学)での発表一覧

寺嶋浩介・小清水貴子・藤木卓(2009)問題解決過程におけるメタ認知的知識の分析 『日本教育工学会研究会報告集』JSET09-5 pp.227-230.(2009年12月19日) 藤木卓・北原加保里・寺嶋浩介・森田裕介・竹田仰・相原玲二・近堂徹・柳生大輔(2009))仮想空間…

明日は研究会

TTで行っている専門ゼミを宮内先生にお任せし,途中で抜けて,空港へ。長崎市内は初雪だった。 出発して5時間,ようやく京都のホテルに到着。京都も相変わらず寒い。市内各地にあるスーパーのFrescoが懐かしい。 明日は京都外国語大学で行われる日本教育…

授業について話す

水曜日は毎週忙しい日々を過ごしているが,ようやく年内は終了した。 1時間目はM2の最終報告書。テーマは様々で自分がどこまでコメントできるか分からないけれど,外国語活動や学びあいなどの実践研究について,その論立てを議論した。間もなく1次提出。 2…

三重大が教員養成大学院の設置案 試験合格者に2年研修

asahi.comからの引用(一部)。 今週の教員養成に関するニュースでは一番大きなものだろうと思う。 三重大学(内田淳正学長)は、三重県の教員採用試験に合格した学生らを全員受け入れ、2年間の研修をする「教員養成大学院」(仮称)を設置する案をつくり、…

ICT活用ワークショップ

対馬の情報教育担当者を対象としたICT活用に関するワークショップを行った。大学がかかわりだしてから3年目になり,この時期に大体開かれている。コーディネータを中心に務められたのは小清水先生。 長崎大学の3名の教員(西田先生@音楽,宮内先生@数学,…

これから対馬へ

最近更新頻度が少なくなってしまった。これはtwitterのせいだ。 今日は午前中授業を行った後,学生とともに機材等の準備を進めた。 明日,対馬にて情報教育担当者を対象に,ICT活用に関するワークショップを行う予定になっている。 小清水先生が中心となって…

日本教育大学協会九州地区教育実習部門会議

名前長っ。 電車で4時間かけて,鹿児島へ行く。飛行機が1日1便になり時間が合わなくなってしまったため。 標記の会議に参加する。年に1度,教育実習に関する情報交換会が開かれる。 どの大学も教育実習委員長か副委員長が来ているけれど,うちの大学だけヒ…

ネット依存の恐怖

ネット依存の恐怖―ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴作者: 牟田武生出版社/メーカー: 教育出版発売日: 2004/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (16件) を見るタイトルの通りの本。ただ,オンライゲ…

JSET編集委員会

7月より日本教育工学会の論文誌の編集委員を拝命している。2か月に1回,編集委員会があるとのことで,今日がその日であった。前回はいけなかったので,今回が初めての参加となる。 今日行って,とりあえずネクタイはまあいらんだろうということはわかった^_^…

北陽台高等学校訪問

留学生と学生を連れて,北陽台高等学校を訪問した。ラグビーが全国でも有名な学校である。同校の倉田教諭の情報科の授業を参観するため。留学生は日本の高校のイメージを見せ,学生の多くは来年度母校にて教育実習を行うので,その授業のイメージを持っても…

人生はどうなるかわからない(母校へ寄稿)

少し前になるが,母校の奈良教育大学附属中学校から,ある原稿の執筆を受けた。学校でオープンスクールを行うのだけれど,卒業生の一人として当時の思い出や学校の魅力を文章にまとめてくれないか,ということだった。 当時の担任の先生が現在主幹教諭を務め…

保護者説明会

本年度も学部3年生の保護者を対象にした,保護者説明会が開かれた。5回目の参加になるが,年々増えているような気がする。世の中の状況とも関連するのだろうか。採用試験,就職活動に関する説明等が行われた。 後半はコースごとに分かれ,個別の面談も行った…

ICT活用の実践研究を進める中学校

本日は学祭の日。自分には関係ないので,もちろん行かなかったけど。今日は諫早市立飯盛中学校の校内研を訪問した。同校はこれから3年計画でICT活用の実践研究を進める学校で,今回教育実践総合センターの教育支援訪問システムにより,僕が行くことになった…

放送教育九州大会

本日,放送教育九州大会が開かれた。中学校担当部会の指導助言講師として,淵中学校に行った。この中学校,実は長崎が生んだ大スター福山雅治の出身校。放送教育はNHK学校放送番組だし,昨日のレセプションから竜馬の話題も取り上げられ,実に今話題の学校で…

いよいよ放送教育九州大会

明日はいよいよ放送教育の九州ブロック大会。前回はいつか知らないが,とにかく私が長崎に来てから初めての大会となる。長崎の先生方は本日に向けて準備されてきた。大学内では3度ほど指導案検討会を持ち,小中学校の実践の検討を行ってきた。 本日は丸一日…

九州地方放送教育研究大会 長崎大会 (11/19)

今週の木曜日,表記の大会が開かれる。 NHKデジタル教材ブログで告知されている。 私はみんなが行ってみたい話題の(?)中学校の部会に参加する予定。 ちなみに高等学校は本学部の藤木先生とのこと(パンフレットを見るまで知らなかった)。

教育実践研究における意図せざる結果と自身の省察

昨日,教職大学院院生の最終報告書の議論を行った。対象の院生は,現職の小学校教員。昨年1年間大学院に通学し,今年は自身の学校に戻り,実践を通して報告書を執筆しようとしている。 先日も書いたとおり,教育実践にもねらいがあり,そのねらいにしたがっ…

身につけたい力(その2)基本的なリサーチ能力

その1で終わってしまわないように,その2について触れたい。 前回あげたものは特に順序性はないのだけれど,基本的なリサーチ能力というのは,重要ではないかと思う。大学で学ぶ人はほとんど研究者とはならない。しかし,それでも卒業研究の類が要求されるの…

情報のみかた

情報のみかた作者: 山田奨治出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る「情報」に関して,コンピュータ等のメディアではない,データという視点から,わかりやすく解説してくれる本。事例…

身につけたい力(その1)

大学で,ゼミ指導,実習にかかわる指導などをしているが,学生に力として何を身につけてほしいのか,改めて考えてみた。学生が教師になったり,就職したりしていくときに,何を身につけてほしいのか。そしてそれは自分でもその重要性を伝えるとともに,学ん…

リフレクティブ・マネジャー

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)作者: 中原淳,金井壽宏出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/10/16メディア: 新書購入: 9人 クリック: 138回この商品を含むブログ (38件) を見る著者のひとりの中原淳さんからご献本頂いた。 …

ICT Education(Web版)

先日報告したが,ICT Educationに,「問題解決と教科「情報」を考える」というテーマで小論が掲載された。 タイトルの通り,高等学校情報科をターゲットとしたものである。校種にこだわらず読める内容だと思うので,ご一読いただきたい。 このところ,少し雑…

自分から少しずつ出かけよう

「呼ばれたらいくけれど,自分からなかなかいかない。」というのがここ数年の私の行動である。基本的に出不精なのである。出張が多いからそうは見えないかもしれないけれど。 こんな私でも,研究会を開けばみんなが来てくれた。2006年には教育工学会,2009年…

ICT・Education

ICT・Educationという小冊子がある。高等学校の教科「情報」が主なテーマである。ここに「問題解決と教科「情報」を考える」というタイトルで記事を書いた。 最新号42号に掲載されているけれど,間もなく記事がwebにアップされるとのこと。

テレビコメント

14日報道センターNBCにて,少し前に収録されたコメントが紹介された。番組のテーマは電子黒板であり,すべて見ることができなかったが,ICT活用と学力向上について,電子黒板と黒板の使い分けの話,今後のICTの普及について私のコメントが紹介されていた。 …

やっぱり英語をしゃべりたい!

やっぱり英語をしゃべりたい!―英語負け組からの華麗なる脱出法 (ちくま文庫)作者: 中尊寺ゆつこ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (8件) を見る本書は30代から本格的に英語にチャレン…