北陽台高等学校訪問

留学生と学生を連れて,北陽台高等学校を訪問した。ラグビーが全国でも有名な学校である。同校の倉田教諭の情報科の授業を参観するため。留学生は日本の高校のイメージを見せ,学生の多くは来年度母校にて教育実習を行うので,その授業のイメージを持ってもらうためである。
倉田先生は藤木研出身で,情報科の先生として長崎に採用された。実践研究にも熱心で,すでに次発行されるJSETショートレターの査読も通っている。とても優秀な先生だ。昨年度は熊本でのICTEにもご登壇いただき,個人的にも大変お世話になっている。
授業はメールを取り扱っていた。指導が的確で,生徒はきっちりと学んでいた。きっとよい教材となった違いない。情報メディアの学生は,附属の実習に行くこともないので,授業も見たことがないし,とても不安であった。自分の考えとのギャップを確認できたのではないだろうか。
このような分野の研究者でも高校とのつながりを持つ人は少ない。こうして訪れる機会があったことに感謝したい。