サイトを移動します

10年ぐらいこのサイトに不定期に書き込みを続けてきたのですが,このたびブログの機能も自身のサイトに統合することにしました。 http://www.tera-lab.net/ ここもしばらく残しておくつもりです。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

パナソニック教育財団成果報告会が中継されるそうです

7月30日に専門委員を務めているパナソニック教育財団の成果報告会が開催される。 私は15時20分から実施されるパネルディスカッションに登壇する予定である。 前年度特別研究指定校のアドバイザーが登壇し,担当した学校(私なら高槻市立芝谷中学校)の成果を…

いつも実施している授業にタブレット端末を

一昨日,多久市立西渓小・中学校を訪問した。もう何度目になるだろうか。今回は,中学校理科の授業を参観した。 運動エネルギーを扱った授業で,先生から提示された課題に対し,生徒はデータを収集していた。そのデータをタブレットPCに入力し,グラフ化を行…

目標設定の難しさ(平和学習に関する科研)

長崎で,「絶対に取り組まない」と決めていた研究テーマとして,平和学習があった。長崎にやってくると,原爆のこと,平和のことなどのニュースに触れる機会が実に多い。ただし,私のような外部から来た人間は,安易にこういうことをテーマにすべきではない…

過去の教育者について学ぶ(大学院教育方法蓄積プロジェクト)

大学院・教育の方法と評価(今期は4クラスある)で,過去の教育研究・実践者から学ぶという授業を実施した。東京大学の山内研の取組みを参考にさせていただいた。教職大学院においては,実践を重視するというスタンスであるが,これまで(特に現職教員院生)…

教科教育法におけるICT活用指導力育成のための実践研究

科研費として「教科教育担当の大学教員を支援するICT活用指導力育成のための授業モジュールの開発」を受けているが,本年度で最終年度を迎えている。これまで,教科教育担当の先生方が,どのように授業をとらえておられるのかについて分析をしてきた。加えて…

今月の学校訪問

今月は,複数の学校に訪問した。いずれの学校においても,指導助言等を担当した。大学の授業も夜間に設定したりして普段よりも多い月であったのだが,それとも両立させる形でよい訪問ができたと思う。 多摩市立愛和小学校。先週に授業公開があったようだが,…

ジグソー法による教育実践動向の把握

大学院の教育の方法と評価I(初等)において,現在の教育方法の動向を把握する授業を実施した(3.5コマをかけての実施)。 18人いるので,附属小学校や文部科学省の研究開発学校をもとに,テーマを6つ設定し,3名ずつ割り振った。そのグループには,できるだ…

ベネッセ教育総合研究所「教育フォーカス」

先日の投稿において,ベネッセの「ICTを活用した学びのあり方」に関する調査に関わった旨,報告をした。この調査を受け,それをどう見るかや今後の方向性について述べられた特集が,教育フォーカスの【特集7】学校教育におけるICT活用の可能性を考えるとし…

パナソニック教育財団特別研究指定校(愛和小学校)の指導助言者に

さて,1ヶ月以上放置をしていたわけであるが・・・(いつものこと)。 本日,NHKのニュースを見ていると,「教育ITソリューションEXPO」のニュースが出ていた(教育現場向け最新ITを紹介)。今をときめく(?)タブレット端末が話題となっていたのだ…

「ICTを活用した学びのあり方」に関する調査

慌ただしさですっかりと忘れていたのであるが,先月ベネッセ教育総合研究所から「ICTを活用した学びのあり方」に関する調査報告書が,発行されている。この調査の作成や調査結果の検討に,メンバーとして一部関わらせていただいた。 小学校や中学校の先生方…

書籍「タブレット端末で実現する協働的な学び」が発売されました

フォーラムAから,「タブレット端末で実現する協働的な学び」という書籍が発売された。放送大学の中川教授が主査となり,私も編著者としてその一端に加えていただいた。 タイトルにもある通り,タブレット端末や協働学習に関する実践事例が多く掲載されてい…

中橋雄(2014)メディア・リテラシー論(北樹出版)

著者の中橋さんは,関西大学の同じ研究室にかつて所属をしており,今も仕事で一緒になる機会も多い。そういう縁もあり,この度書籍を頂いた。ありがとうございます。 本書は,メディア・リテラシーの概念が説明されており,それを育む方法を考えるための事例…

2014年度(長崎大学10年目)のスタート

2014年度がスタートした。長崎大学での勤務がちょうど10年目に入った。エリクソンの「10年ルール」からすると,熟達者の域に入りつつあるということだが,理論と実践は異なるなあ・・・。 昨年度から自分の色んな環境が変わり始めた。仕事だけ言っても,今年…

社会貢献

指導助言,免許更新講習等で28本と減らすつもりの仕事がさらに増えてしまった。しかし,西有田中,多久西渓校,鳴見台小,芝谷中など,継続して通えるところが増えた。芝谷中は2年度目の集大成を迎え,個人としてはそれなりに出来たのではないかと思っている…

教育

教職大学院が始まった2008年度から5年が経過し,ようやく授業が概ね固まった感じがする。どれもそれなりのプログラムが組めたように思う。学部の授業においても,ある程度完成度を持ったプログラムをこなすことができた。一方で,卒論指導は人数は2名と少な…

研究

ショートレターであるが,査読付論文を1本出せた。この他共著で3本。少なくとも毎年筆頭で1本出せるようにしていきたいところである。がんばれば,あと1本投稿にこぎつけられたと思う。著書は2本,依頼原稿は1本。国際会議での発表は1回,研究会での発表は1…

2013年度を振り返って

2013年度も本日で終了する。年度末なので,簡単に振り返っておきたい。

色んな方を講師としてお招きして

振り返りモードで…今年度は色んな人に来ていただいた。夏の省察のコミュニティでも色々とお世話になったが,その成功に味をしめて。 2月には,学部長裁量経費の研究活動の一環として,静岡大学の益川先生にお越しいただいた。学習科学の立場から,21世紀スキ…

ICT活用に関する教員免許状更新講習のカリキュラム検討

「現代的な教育課題に対応するための実践的な講習内容・方法の研究開発事業」の打ち合わせに参加した。ここでは教育学部の藤本教授,倉田准教授が中心となってICT活用をテーマとした教員免許状更新講習のカリキュラム開発が試みられている。来年度には,実際…

「話すだけ」スタイルの脱却に向けて

久しぶりの更新(今年はじめて(^_^;)) 年明け後,特に今月は一時に集中し,学校現場を訪問することになった。 まず1月は,長崎県教育センターにおいてICT活用に関する講演を行った。2本の事例紹介をはさみ,ICT活用を進めていく際の考えるべきことについて…

研究会を持続させることの難しさ

授業に関する研究会(通称LTE)を4月から月1回のペースで開いている。本日7回目が行われるはずであったが,欠席者が多いこと,発表者の急用も重なり,はじめて中止となった。そんなに大々的にやってきたわけではないので,こういう日はいつか来ることが予測…

パナソニック教育財団実践研究助成

専門委員を務めるパナソニック教育財団が実践研究助成に関する応募を開始している。 初等中等教育の学校,研究グループに対して助成をしてくれる制度である。最近はかなり競争率もあがっているようなので,採択はかなり厳しいかもしれないが,是非トライして…

幼児向け教材に関するワークショップ(日本教育メディア学会)

日本教育メディア学会において,企画委員会の委員を担当している。この12月に,委員会によるワークショップ「子ども(幼児・小学校低学年)向けメディア教材を用いた思考をはぐくむ学びと遊びのデザイン」が行われる予定である。担当者は幼児教育におけるICT…

iPadを活用し,キュレーターの立場から考える美術の鑑賞

先週末,旭川にて行われた視聴覚放送教育全国大会に参加した。いくつか分科会が開催されるのだが,私は「ICT活用」として,中学校での指導助言者役として呼ばれた。授業は美術で,鑑賞に関する授業を参観した。 「想像美術館を作ろう」と題されたこの授業は…

日本教育メディア学会における発表等

少し遅くなったが,先日和歌山大学にて開催された日本教育メディア学会において,以下の発表等に関わった。 大学院生も頑張って発表した。 寺嶋浩介(2013) 教科教育法においてICT活用指導力を向上させるための授業デザインプロセスの検討 日本教育メディア学…

大学院生の学会発表練習

先週,今週と2度にわたり,ふたりの大学院生の発表練習を見た。彼らは,今週末和歌山大学にて開催される日本教育メディア学会において,発表を行う予定である。 私はストレートマスターの大学院生は,学会発表を重ね,紀要論文にまとめる経験をしてほしいと…

台風で講義は中止に

台風の存在は,九州に住む者にとって避けては通れない問題である。また,甘くみてはいけない。これまでで言うと,研究室の窓ガラスが割れたりだとか,学会の全国大会が中止になったりなどの被害を受けた。外から来た私は,台風に対してまだ甘く見ているとこ…

公開研究会が終わっても

有田町立西有田中学校の校内研究会に参加した。同校は11月1日,放送教育の九州ブロック大会の開催校の一つとなっており,ここまで研究会を重ねてきている。中学校では小学校と比して番組を少ないため,いろいろな活用を模索している。各自1回の授業公開が課…

保育とメディアに関する書籍をいただく

園田学園女子大学の堀田博史先生を中心とするグループの先生方から,「保育・幼児教育に携わる人の情報処理テキスト」(みるめ書房)を頂いた。この分野におけるICTの活用に関する書籍である。ただソフトウェアの操作について書かれているのではなく,それが…