色んな方を講師としてお招きして

振り返りモードで…今年度は色んな人に来ていただいた。夏の省察のコミュニティでも色々とお世話になったが,その成功に味をしめて。
2月には,学部長裁量経費の研究活動の一環として,静岡大学の益川先生にお越しいただいた。学習科学の立場から,21世紀スキルに代表されるような学力の育成,それを実現させるための協働学習やICTの活用についてお話いただいた。附属中学校は全員,附属小からも多くの先生方におこしいただいた。次年度からの研究に活かしていただければと思っている。もちろん,この他にはワークショップなども行い,有意義な研究会となった。
3月には,藤木科研の打ち合わせに東京大学の池尻先生にお越しいただき,歴史学習やゲーム学習の立場から教材をどのように設計するかについて,お話いただいた。やはり平和学習は中でも難しいとのこと。私がこれまで考えていたこととは相違なく,理論的な裏付けもできたような感じであったが,実行に移すのが難しいところである。私たちのやっていることにそって池尻先生にはお話いただけたので,これもまた有意義な会であった。
私個人でもお二人にうかがいにいったりして勉強はできるわけだが,このような形で来ていただければ,他の人も情報を共有できて,議論も進むというメリットが有るように思う。自分のことだけではなくPLC(専門的な学習共同体)を少しは意識するようになったかな。グループで研究を進める際のひとつの手立てかと思う(特に交通費等がかかる地方においては)。
お忙しい中,うちに来てくださるみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。