ふたり一台端末での協働学習

長崎大学教育学部長裁量経費・研究企画推進委員会学部プロジェクトとして,私を代表者とする研究が採択された。タイトルは「授業研究を取り入れた協働学習におけるICT活用事例のアーカイブ化」。附属学校のICT化は遅れているところがあるが,電子黒板などが…

学校の先生方との研究会(LTE)

4月から密かにやってきたのだが,月1回,学校現場の先生方と研究会を重ねている。大々的なものではなく,人数も少なくこじんまりとやっている。19時からにしても,遠い先生もいるので,まず揃うことはない。21時まで少しずつやっている。テーマは授業設計と…

第29回日本教育工学会での発表

第29回日本教育工学会において,以下の発表を行った。 藤木卓・中塩屋美羽・寺嶋浩介・小清水貴子(2013) 被爆者証言とVRを組み合わせた平和学習の試行と評価 日本教育工学会 第29回大会(秋田:秋田大学,2013年9月22日) 『日本教育工学会 第29回全国大会講…

日本教育工学会終了

3日間にわたる日本教育工学会が終了した。 今回は2日目にポスターセッションで発表を行った。科研の片方の成果をまとめるべく発表をした。 どちらかというと興味をもつひとが限られる研究発表であるが,教員養成に所属する方には多くの人に聞きに来てもらえ…

授業をどう見て,記述するか

昨日,センター協議会と日本教育工学会が共催し,秋田大学教育文化学部附属小学校の授業を参加した後,そこで観察した記述を交流させるワークショップがあった。よく考えてみると,このような機会はあまりなく,いい経験となった。 私は,結構疑問形で書いて…

秋田にやってきた

昨日より,秋田に滞在をしている。これから4日間,会議や学会に出席の予定だ。 本日は,全国各地の教育実践総合センターの教員が出席する通称「センター協議会」という会議に出席。 夜のワークショップまで含むと19時まで実施される。 明日から3日間は,日本…

周りの人に助けられています

さて,ねらったかのような空港からの空港からの更新。しかも2日連続。こんなに珍しいことはない。秋田に台風来ませんように(笑) 学部のゼミは今の4年生が7期生となるので,すでに6学年が卒業し,社会で活躍している。Facebookでつながっている卒業生もいるし…

教師教育学会に参加

うーん,更新がままなりませんね。 9月15日,16日に佛教大学にて行われた教師教育学会にはじめて参加した。 昨年度,発表をしない共同研究者として入会をしたのだが(連名発表者でも入会が必要),あいにく教育工学会の開催担当だったので,とてもではないが…

日本教育工学会若手研究者の懇親会

今月の21日から23日にかけて,秋田大学にて日本教育工学会の若手の会が開催される。 今回,京都大学の大山さんが幹事ということで,連絡を頂いた。 もしよろしければ出席のご検討を。はじめての人も参加すると良いと思います。 今を思えば,僕もここで仲間の…

「教職についての省察」のための手引き・2013ver

今学校の夏休み時期で,多くの大学教員が教員免許更新講習を実施していることだろうと思う。私にとっては,もはや日常となっており,今年度も各時間は短いものの,5回(うち3回は離島)担当した。必修領域のうち,「教職についての省察」をずっと担当してい…

教員免許更新講習カリキュラム開発事業打ち合わせ(8月13日)

先日のセミナーのまとめでは,ICTに関しても,県と地元大学の連携を説いたのだが,その動きはすでにはじまっている。 セミナー翌日,教員免許更新講習のカリキュラム開発事業に関する打ち合わせが行われた。これもまた自分が先導しているものではなく,藤本…

大学院セミナー

8月11日と12日,「教育実践と省察のコミュニティ2013」と題し,本学教職大学院(教育学研究科・教職実践専攻)のセミナーが行われた。毎年開催しているもので,本年度で4回目となる。 本来,同時期に開催されている国際会議,ICoMEに参加をしないといけなか…

JSET大会企画委員会

コスプレのイベント(?)が行われそうな物々しい雰囲気を通り過ぎ,秋葉原ダイビルへ。JSETの大会企画委員会に参加をした。メインは9月に実施される全国大会のプログラム編成。去年もこの会には参加をしていたが,実行委員として手一杯だったので,はじめて…

学校放送番組・ICT活用講座(室蘭市/歴史にドキリ)

標記の講座は日本放送教育協会が主催しているもので,ここ数年,毎年のように講師として呼んでいただいている。 放送番組の制作者の話が聞ける,学校放送番組を活用している教師の模擬授業を受けることができるなどに特徴があるワークショップである。北海道…

学校教育におけるインストラクショナルデザイン

インストラクショナルデザイン研究の第一人者である鈴木教授(熊本大学)を代表とする科研の打ち合わせがあった。 半年に1度,メンバーが集合し,進捗状況について報告をしている。私の担当は,著者のひとりにもなっている「授業設計マニュアル」の活用につ…

日本教育工学会編集委員会・理事会

また,移動中の書き込み(今日は船待ち)。 オープンキャンパスのなか申し訳なかったが,他にお任せし,日本教育工学会の編集委員会と理事会に参加した。2ヶ月に1度,土曜日の午後に連続して開かれる。今回から,会場が変わり,日本女子大に。またしても女子…

課題が残る大学の「総合的な学習」

昨日は武藤先生・木村先生のクラスと合同し,大学の初年次教育にあたる教養ゼミナール発表会を実施した(いや,僕は何もやっていないので,木村先生や武藤先生には大変お世話になった,というべきだろう)。3,4名程度のグループで行った学習の成果を15分ずつ…

課題研究発表の募集(日本教育メディア学会)

2013年10月12日(土)〜10月13日(日),日本教育メディア学会が和歌山大学にて開催される。 本学会においても,課題研究発表のコーディネータを仰せつかっている。情報活用能力の評価がテーマとなっている。文科省の調査に関しても準備が進められているよう…

修士時代の先生にお会いして

先週土曜日,佐世保での教員免許更新講習を終え,1時間半かけて長崎市内に戻った。 出島交流会館にて,純心女子大学の公開講座が実施をされており,途中参加した。 テーマが英語教育で特に縁があるわけではないが,関西大学外国語学部の竹内理教授が講師だと…

教育工学会課題研究

昨年度,長崎大学で開催をした日本教育工学会全国大会は,本年度9月に,秋田大学で開かれる。 大会企画委員として残留をしているので,本年度は以下の課題研究のコーディネータを新潟大学の後藤先生とともに務めることになっている。 本日,課題研究のプロ…

パナソニック教育財団実践研究助成式(5月24日)

同財団の専門委員となり,はや数年。本年度採択された学校の研究助成式に参加をした。 くるま座ディスカッションでは,アドバイザーを務めた。九州地区を担当した。6校(うち1校は欠席)の参加であったので,もうひとグループあるものと思っていたが,6校の…

日本教育工学会研究会(5月18日)

相変わらず少し遅れた報告となるが,先週末,日本教育工学会研究会が長崎大学で実施された。テーマは「教育研修の設計と評価」。研究会が多すぎてネタが尽き,どうしようかと考えてひねり出したものだ。どうでしょう。 受付業務があるので,ほとんどは受付に…

平和教育に関する打ち合わせ

連休前のことになるが,本学部の藤木教授が代表者となり採択された科研基盤研究(A)「逆拡張現実感を用いた体験し伝え共有する活動を組織する平和学習に関する総合的研究」の打ち合わせが行われた。 私を含めて3名の分担者がおり,それぞれ役割を分担するこ…

学校を基盤とする研究活動

またしても久しぶりの更新。 昨年度,講演や訪問等が多くて,その対策を考えないといけないと振り返ったが,今週は2件も外出してしまった。ただし,単発ではなく今後の継続もありそうな形なので,良いことだと考えている。 22日の月曜日は,多久市小中一貫…

IDの指導(鈴木科研打ち合わせ)

武蔵大学をお借りし,鈴木科研の打ち合わせが行われた。午後から学会の理事会があるということで,それと関連して中橋くんに場所をかしてもらった。 主として2チームにわかれるのであるが,私の担当はインストラクショナル・デザイン(ID)の学校現場への普…

みんなで一歩ずつ:タブレット型端末に関する実践研究

昨日,長崎市立鳴見台小学校を訪問した。Dis school innovation projectの研究校のひとつで,長崎で指定を受けた学校である。私は指導助言者として参加をする。 昨年度,申請した折に中心になってくださる予定だった先生が,突然異動をされた。しかも校長先…

その他

やはり本年度はJSETの全国大会なしにしては語れない。できるだけ負担とならないように,あまり早いうちから頑張らないようにしたが,それでも直前は大変だったし,まさか台風で中止になるとは思ってもみなかった。なんとかなるとは思っていたが,本当に多く…

社会貢献

授業以外で人前にたって話したのが26回(教員免許状更新講習を含む)+学部のFDが1回ともうどうしようもない数になってきている。すべて同じ事をやるつもりもないので,事前に準備をする時間がかなり必要となり,かなりの負担になっている。ただリクエストに…

授業

新しく請け負ったのは,事前指導1時間分と,活水女子大学の非常勤「教育方法学」であった。前者は与えられた時間をうまく使うことができたが,後者は苦しんだ。本年度のみであったが,学習者に合わせた授業をどのように組み立てるのかについては考えることが…

研究

査読論文が2本で筆頭著者としての執筆はなかった。昨年度は海外から帰ってきてすぐだったから意図していなかったけれども,ここのところ投稿することをしていないので,これは危機的な状況にある。改善せねばならない。査読なし論文では,研究会発表が2本(…