教員免許更新講習カリキュラム開発事業打ち合わせ(8月13日)

先日のセミナーのまとめでは,ICTに関しても,県と地元大学の連携を説いたのだが,その動きはすでにはじまっている。
セミナー翌日,教員免許更新講習のカリキュラム開発事業に関する打ち合わせが行われた。これもまた自分が先導しているものではなく,藤本副学部長に声をかけられ,参加をすることになった。要は,県教委,教育センターおよび大学が教員免許更新講習のカリキュラムを共同で開発し,来年度実施をするというものである。先日,文科省から公募があったものだが,ICTに関する指導について申請をしたところ,採択されたのである。
先日のセミナーでも西川先生から話があったように,長崎県においても12校の小・中学校が先進的な実践研究を進めていこうという段階にある。すべての学校の普通全教室に電子黒板,さらにいくつかの学校ではタブレットPCが導入される。ICT活用が長崎における研究テーマの一つになっていこうとしている。
今後,各種調査等を経た後,選択科目に値する6時間の講習計画が,開発される予定である。私は,カリキュラム開発担当という役割を任された。今後訪問調査も行う予定であるが,色んな方にアドバイスをお願いすることになるかもしれない。
ところで,藤本副学部長とともに,この事業の中核を担っておられるのは,4月から本学に着任された,新任の倉田伸・准教授(情報科教育)である。数年前,長崎代表として熊本でICTEの登壇者になっていただいた際は,まさかその後同僚になるとは思っていなかったが,陰から支えることができるように,力を尽くしたい。