IDの指導(鈴木科研打ち合わせ)

武蔵大学をお借りし,鈴木科研の打ち合わせが行われた。午後から学会の理事会があるということで,それと関連して中橋くんに場所をかしてもらった。
主として2チームにわかれるのであるが,私の担当はインストラクショナル・デザイン(ID)の学校現場への普及に関するテーマである。この度版を重ねた「授業設計マニュアル」の活用を支援するワークシート(書籍では授業パッケージと呼んでいるが)を検討したり,今後の方針について打ち合わせた。多分著者のグループの中だけであれば,ある程度感覚で進めても良いことだと思うし,今のところ実際にそこに止まってしまっているのだが,これをいかに外化し,他の人にも伝わるかどうかを考えなければいけないと思った。個人的には,議論の中で,普段の指導において学生に全体像を見せる工夫をしていなかった点に気付かされた。IDなのに。この科研は,年齢の近い人が多く,とても刺激になる。
終了後の午後は,教育メディア学会理事会。予定されていた時間たっぷりとかかった。年齢を重ねるごとに,対処する仕事も多く,重くなってくる。そんなことを実感した。ベテランの先生方のように,自分は,頑張れるだろうか・・・。
いつものように,ぎりぎり飛行機に飛び乗って長崎にもどった。