日本教育工学会研究会(5月18日)

相変わらず少し遅れた報告となるが,先週末,日本教育工学会研究会が長崎大学で実施された。テーマは「教育研修の設計と評価」。研究会が多すぎてネタが尽き,どうしようかと考えてひねり出したものだ。どうでしょう。
受付業務があるので,ほとんどは受付におり,多くの先生方をここで出迎えることになった。もう少しお話したい人も多かったのだけれども,残念。受付は院生がてきぱきと業務をこなしてくれたので,特に問題なく終了。次回開催校の江本先生@岩手大学には長時間手伝っていただくことになり,申し訳なく思った。
自分自身は3つの発表に関わった。

  • 山崎進中溝幸夫・寺嶋浩介(2013)問題解決能力の育成を意図した授業設計に関するFD研修プログラムの構想と現状 『日本教育工学会研究会報告集』JSET13-2 pp.29-32. (2013年5月18日)
  • 寺嶋浩介(2013)教員免許状更新講習「教職についての省察」の設計ー教師の経験学習に対する認識に基づいてー 『日本教育工学会研究会報告集』JSET13-2 pp.33-40. (2013年5月18日)
  • 藤木卓・中塩屋美羽・寺嶋浩介・小清水貴子(2013)原爆VR教材空間内で被爆証言を提示した平和学習の試行 『日本教育工学会研究会報告集』JSET13-2 pp.155-158. (2013年5月18日)

開催校の研究会として発表したのははじめて,まあ準備もやった上で望んだので良しとしよう。免許更新講習に関わるものははじめて報告したので,これまでのことをまとめる良い機会となった。頑張って査読論文につなげようと思う。
夜は懇親会も開催。小さかったけれど,良い会だった。
これで,研究会委員としては2年の任期も全うしたことになるので,お役御免となる。委員長の植野先生や,幹事の安藤先生のお仕事は毎回になるので,年5回あるこの研究会の運営は大変だと思った。この委員会でも新しく色んな人と出会うことができた。