教師教育学会に参加

うーん,更新がままなりませんね。
9月15日,16日に佛教大学にて行われた教師教育学会にはじめて参加した。
昨年度,発表をしない共同研究者として入会をしたのだが(連名発表者でも入会が必要),あいにく教育工学会の開催担当だったので,とてもではないが,行くことはできなかった。
発表は2日目の16日。京都は特別警報がでている中で,学会自体成立するのかと思ったが,予定通り実施された。

木原俊行・島田希・寺嶋浩介(2013) 学校における実践研究の発展要因の構造に関するモデルの検証 ―「専門的な学習共同体」の発展に関する理論を用いて― 日本教師教育学会 第23回研究大会(京都:佛教大学,2013年9月16日) 『日本教師教育学会第23回研究大会』pp.86-87.

発表は35分もあり,第三発表者ながら,分担に従い研究の方法論や結果の一部について説明をした。
終了後は本発表を含む3つの発表が総合討論として議論された。これもなんと50分。質問のほとんどは私たちのグループに集中し,本当に長い時間だった。
これまで入会をしていた日本教育工学会,日本教育メディア学会とはあまりに文化が違い,驚いた。最近,これらの学会では委員等の役回りが多いのだが,教師教育学会ははじめてなので,純粋に学会に参加でき,研究内容や学会運営など学ぶ点もあった。
終了後は,木原先生や島田先生と今後の方針についてお話した。2年間にわたる発表が一区切りつき,バージョンアップした研究になりそうである。このグループは,木原・島田両先生のきちんとした取り組みについていくのが精一杯(ついていけてない?)。まあ,とにかく頑張ろう。
なお,このグループによる発表は,今月スウェーデンのヨーデポリにて行われたWALS2013(世界授業研究学会)でも発表をされている(私は都合により不参加であったが)。