2014年度(長崎大学10年目)のスタート

2014年度がスタートした。長崎大学での勤務がちょうど10年目に入った。エリクソンの「10年ルール」からすると,熟達者の域に入りつつあるということだが,理論と実践は異なるなあ・・・。
昨年度から自分の色んな環境が変わり始めた。仕事だけ言っても,今年度からは,ほぼ大学院にシフトした。教職大学院がリニューアルされたため,授業も増えることになった。今までと同じ仕事のやり方でやっていくのは難しいと思う。
その中で,自分が何をやっていくべきかを考えると,研究や教育,仕事の質的改善だろう。今までは業績も仕事も数や量にこだわってきた側面がある。これを追ったり,劇的な向上を図るのは難しい。質的な向上や変化を図りたい。研究の内容についても,これまでのことを基盤としながら,意識的に変えていくことになると思う。一方でプロとしての意識を大切にし,日々の過ごし方をさらに大事にしたいと思う。
今まで10年単位でものごとを考えることはなかったが,次の10年で何をすべきかを考える節目の1年になるのだろうと思う。どちらかと言うと変化を嫌う方だが,やってくる(あるいは,起こす)変化を楽しみながら,成長を図りたいと思う。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。