授業について話す

水曜日は毎週忙しい日々を過ごしているが,ようやく年内は終了した。
1時間目はM2の最終報告書。テーマは様々で自分がどこまでコメントできるか分からないけれど,外国語活動や学びあいなどの実践研究について,その論立てを議論した。間もなく1次提出。
2時間目は授業研究をテーマとしたもの,授業研究法の知識を共有し,先行研究もあたる,という授業であるが,発表者が病欠になったため,現在のM1の実習について報告してくれた。中学校国語,体育(長距離走)など。
3時間目はICT活用実践。現職教員を対象とした理科におけるICT活用の授業。理科ねっとわーくの活用や使えそう(あるいは使えない)デジタルコンテンツについて,電子黒板を利用した。紹介が膨大になったため,濃い議論とはいかなかったが,同サイトの充実度がよくわかった。
4時間目はICT教育法。学部2年生の授業である。すでに,全員がプロジェクタ+実物投影機のセットで模擬授業を行った。今回は電子黒板の活用および,デジタル教材(理科ねっとわーく,光村デジタル教科書)を院生と3年生に紹介してもらう。その後,黒板と電子黒板の使い分けについて考えてもらった。先日のニュース映像も見せた。
5時間目はM1の実習報告。来週複式の授業を実施する(国語)ということで,内容について議論した。
1,5時間目については実務家教員の香田先生,3時間目は藤木先生と一緒に行っているので,とても勉強になる。
最近ではICTにかかわりがない授業もよく取り扱う,しかしそれらを議論しているとかえって授業でのポイントであるとか,ICT活用の重要性が逆に明確になったりして自分でもまた新しいことを学べる気がしている。
夕方より,教育実習委員会。実習時に配慮すべき点が年々増えているのが気になるところだ。これは附属校の先生方も参加されるので,また授業とは別の形で授業について議論することになるから,これも私にとっては有効な学びとなっているように思う。