大学の話をしましょうか

大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)

タイトルを見て思わず手にとった。いうまでもなく「すべてがＦになる」の森博嗣（私は数冊しか読んだことがないが・・・）。彼は国立Ｎ大学助教授である。私も国立Ｎ大学の講師なので（違う大学やがな（笑）），とても関心があった。彼が学生のこと，教育のこと，大学のことなどについてインタビューされている。「自分の意見はマイナ」だというが，かなりの部分が納得できてしまった。個人的には，大学に勤めている今でも教授がなぜそんなに忙しいかが良くわからないが（偉い人こそブログをかいてみたらいい）。彼のやっていた授業コメント的を利用した授業は興味がある。別に本も出ているみたいなので読んでみたい。
読んでいる途中，疑問に思ったのは「だったらお金もあるだろうし，もう辞めればええやん」と思ったことだ。で，今いろいろとググってみると，どうやら辞めてしまったようだ。なるほど。