能の歩き方で

8時40分純心高校。情報科の授業を見に行く。「情報数学に終わりはない」。符号化の話。ポケベルを材料に行う授業であった。明日,授業者の院生と面談を行い,私からの感想を伝えることになった。学部の数学の先生も来られた。大学へ。論文の修正作業を引き続き行う。タイトルとアブストラクトもそろい,あとはほぼ提出のみの状態。学生と面談3,4件。多くは明日のメディア論の課題について。別の学生からは研究テーマに関する相談を受けたり,就職活動の話などをした。こうして学生とかかわりが出るのは僕としても刺激になるので良いと思うが,これが大きなウエイトを今後占めるとするならば,自分が有効に使える時間を朝か晩に移さざるを得なくなるだろう。授業・研究打ち合わせ。16時半から全学情報教育FDワークショップ。開かれるはずのところに行くと,藤木先生に出会う。二人とも場所を間違っていた(笑)遅れて入室。いわゆる「2006年問題」(情報科を受けた学生が入学してくるため大学の情報教育をどうするか)への対応の話。コメントをふられたので,総合的学習での情報教育,カリキュラム体系化への問題を述べた。僕個人の意見は教養セミナーへ統合しながら応用的にやることで,全学情報処理入門を縮小,教材開発を積極的に行う道を選んだほうが良いと思っている。カリキュラムの話がソフトウェアスキル中心になっており,どういった情報活用能力をつけるかという話になっていないのが残念。1時間半。研究室に戻って,授業コメント印刷。明日のプレゼン作り。筋肉痛がつらい。「能」の歩き方が体に負担がかからないことが分かった。情けない・・・。