2005-12-27 できる教師のデジタル仕事術 本 できる教師のデジタル仕事術作者: 堀田龍也,玉置崇,石原一彦,佐藤正寿,高篠栄子出版社/メーカー: 時事通信出版局発売日: 2005/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見るカリスマ情報教育研究者(と本に書いてあった)の堀田先生らによる著書。テーマの発想にまた感心。それだけでも参考になった。内容は授業屋,ITの達人,管理職の3人の「カリスマ」によるデジタルの仕事術がまとめられている。堀田先生は冒頭に教師の仕事の特殊性について触れられているが,その「仕事術」的なところは普通のビジネスマンとあまり変わらないのではないかという印象も一方では受けた(もちろん,授業の仕事は他の職種にはないので,それは特殊であるが)。教師を対象に書かれた本だと思うが,保護者や普通の人が読んだらどのような感想を持つのかが気になった。そういう視点で書くとするならば,もう少し教師の「忙しさ」のようなものがもっとわかる本でも面白かったのかなと思う。この手の本は,読んだ後にどう自分なりにアレンジするかが重要だと思った。