自己評価
- 作者: 安彦忠彦
- 出版社/メーカー: 日本図書文化協会
- 発売日: 1987/12/01
- メディア: 単行本
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本書はそのために読んだ。自己評価にどういう意義があるのか,その多様な方法について具体的に述べられている。評価の基本文献のひとつとなるだろう。「学び方学習」への批判的な考察がとても興味深い。そういう考え方もあるのだと思った。また,感覚的にやっている上記のような進め方は著者の考えていることに沿っていると思う。今回の実践だけではなくて,最近気にしているコミュニケーション能力育成に関しても通ずるものがあると思った。自己評価という視点からもっと実践を見ていく必要があるだろう。章によってはそこまで言葉の一つをとってこだわらなくても,と思うところもなくはなかったが,示唆に富む本といえるだろう。
追記:出版社は「図書文化社」である(上記のものは違うのでは?)。とてもしっかりした本を出す会社だと思う。