離島教育視察

午前中から,渡嘉敷小学校・中学校へ(ここは幼稚園もある)。渡嘉敷島の人口は750人程度。島内に小学校は2つ。高校はない。3,4年と5,6年の複式学級(つまりひとつのクラスルームに2つの学年の子どもがいる学級)を有する。1,2時間目の授業見学。複式の授業をはじめて見学した。先生がひとりの場合は,片方の学年に課題を課しつつ,片方の学年に指導する。普通のクラス指導とは違う手立てがとられることになる。3時間目は避難訓練津波の対策。中学生が幼稚園の子どもの手を取って,山の上に上っていく姿が印象的だった。近所で昼食。昼から近くで教育委員会の先生方のお話を聞く。教師には「(心ここにあらずではなく)島の人になって欲しい」というお話が印象的だった。学校に戻り,中学生のエイサーや風神太鼓などを見せてもらう。すばらしい演奏だったが,実はこれ,奈良県の学校との直接交流会だったのだが,台風の影響で船が出なかったそうだ。かわいそうに。フェリーにて倍の時間をかけ,本島へ。ホテルにチェックインした後懇親会。