教員養成カリキュラムの豊かな発展のために

日本教育大学協会の「モデル・コア・カリキュラム」研究プロジェクトによる報告書。教員養成課程のカリキュラムについて,「体験」と「省察」から検討している。各大学の事例も多く掲載されている。これを読んで思ったことは,現在自分が考えていることは本筋からはあまり外れていないということだ。またうちの大学も事例として掲載されていたが,なぜに現在のようなカリキュラムになったのかということもある程度わかった。アピールがしやすいんだろうな。
ところで「省察」というのが筆者らのグループの想定するところまで来ていないような気がする。レポートを書かせただけで「省察」っていえるかいな。はがゆい思いをされているのではないかという気がした。うちの改革のポイントはこの「省察」をどうするかにある。