コミュニケーション能力の深い問題

終了後佐世保市へ。コミュニケーション能力育成カリキュラム開発研究会6回目。1月2月に実施される小学校と中学校の指導案を一つずつ検討。
中学校のほうは李白の「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」だった。中学校のときにこれを暗証し,なんとほとんど覚えていた自分に驚き。でもその内容は把握してなかった(笑)
それはおいといて,ここでも「コミュニケーションの場を設定すること」と「コミュニケーション能力を育成すること」の違いを認識し,後者のために場を設定するのは当然であるが,そのための手立てをどうするかを再検討するようにアドバイスした。また,(各グループの)生徒に期待する発言内容をレベル化した時に,グループごとに異なる指導を教師がその場でどのように意思決定し,指導していくかを当日に確認することにした。
小学校の事例は総合のポスターセッション。見た目にならないように,質問力の育成やポスターセッションらしいダイナミックな質疑応答のための手立てをどのように設定すべきかを再検討してもらうことになった。
このほか,指導要領の整理に関する報告,先進事例の報告があった。そろそろ来年度への布石を打つ必要がある。