デジタル・アーキビスト概論

デジタル・アーキビスト概論

デジタル・アーキビスト概論

岐阜女子大学が現代GPで「デジタル・アーキビスト」養成のカリキュラム開発を行い,それを実践しているという。本書はその内容に触れながら,学習すべき方向性について記している。まあ,教科書のようなものと言ったら良いだろう。
デジタル・アーキビストというのは,博物館や図書館,公文書等の所蔵物のデジタルアーカイブ化の構築と活用に関する資質を身につけた人材である。わが国では確かに少ないし,重要だと思う。
具体的な内容というと,マルチメディア情報処理の技術的なところ,著作権などのルールなどを平易に解説した文章で構成されている。このようなことをマルチメディア系の実習ではやっても良いかもしれない,と思った。