理想と実際の埋め合わせ(新教育システム開発プログラム実施協力機関会議)

午前中の授業の後,県教委へ。id:kostera:20070330にあるように,「しま地区小中高一貫教育」の「新教育システム開発プログラム実施協力機関会議」に参加した。宇久・小値賀・奈留島の学校の校長・教頭先生や,県教委の先生方を目の前に長崎大学の代表者として,小中高一貫教育の効果測定を具体的にどのように行うかを提案した。学力,学習意欲,学校生活などの調査である。
理想論をいえば,もっとこうしたほうが良いとか,この調査をやるべきだというアイディアはいくらでもある。しかし,調査をやるには各校に負担がかかる。現場に即したものなので,変数をひとつに設定することができない。もっと長期間にやりたいが,プログラムは2年間であり,先が読めないところがある。それらをすり合わせて,現実にプログラムを進めていくのはなかなか難しいことだと思った。
できる範囲でいい成果をだせるようにがんばりたい。
1時間半と短時間で終わった会議であったが,2日連続での学外での会議はさすがに疲れた。私の発言が職場の名誉を傷つけていなければ良いが・・・。