自己PR文を書く

本日が長崎県の教員採用試験のための願書締め切りだったそうだ。この日に向け,ゼミ生との間で自己PRのチェックなどのやり取りを行ってきた。400字以内,で長崎県が目指す教師像に対して適性があるかどうかをPRしなさい,というものであった。やり取りしているうちに,いくつか必要不可欠な点があると思った。
1.明確さ(読んでわかることが重要である)
2.求められたことをキチンと書くことが必要(今回で言うと「適性」のアピールが重要)
3.自分がやっきたことだけではなくて,それが学校現場にどう応用できるのかを書く必要がある(やったことだけを書いているものが多い)
あと,これは当たり前だが,面接でも聞かれる内容につながるので,相手が質問してみたいと思うよう様なことも(モチロン自分の主張は曲げずに)書くことが必要である。
また,文章だけで評価されるわけではないので(それなら採用されないほうが良い),あとは面接,と思い切りも必要である。その人を見るための一部の資料にすぎない。
とはいえ,当の本人には真剣な将来の問題である。学生は何度もがんばり,それなりに納得のいくものを出したのではないかと思う。
以上のポイントは大学を受験する際の調書や小論文などにも通ずる。トレーニングでは何か参考書で学ぶよりも,書いてみて,周りの人に見てもらったほうが良いのではないかと思う。