熊本で学んだこと(その1:交通編)

さて,先日も触れたように,先週の金曜日の交通をまとめておきたい。
スタートは早かった。というのは,暴風警報が出て,14時半からの説明会を開く必要がなくなったからだ。
で,大学を出たのは13時過ぎ。そこから長崎駅へ行った。うまく電車がなかったけど,14時15分には乗れた(駅の表示では15時半からは電車が止まる,ということだった)。
いやーラッキーだったなーと思っていたのが暗転したのが鳥栖。到着が5分弱遅れていた。で着く直前に「乗り換え案内にご注意ください」と言われた。ああ・・・遅れてるのかと思って降りると,何かがおかしい。駅は混乱。鳥栖ー久留米間が止まっているとのこと。そこで,少し待ってみようと考えた。これから台風が来るというのに,この危機感のなさ。
すでに熊本入りしているYさんと連絡を取ると,「ほかに東京から福岡に行った人はバスに乗っている」とのこと。直接連絡を取ると,間違いではないらしい。そこで,博多までの電車は遅れながらも動いているので,博多まで出ることに。
すぐに交通センターに行ったが長蛇の列・・・200人以上はいただろうか。おまけに大分線はとまり,これはムリ,とあきらめた。そして福岡に宿泊を試みたが,今度は宿が見つからない。ネットに電話,あらゆる手を駆使した。鳥栖,佐賀に戻って泊まる可能性も検討したが,佐賀では高校総体が開かれていることもあって,宿がまったくなし。ダメモトで駅のインフォメーションへ行ったが,どこもいっぱい,とのこと。このとき,NHKから取材されたのは笑うに笑えなかった(次の日がNHKの仕事なのに・・・)。
すべてをあきらめかけ,最後の望みをもう一度バスに託した。そうすると,なんとあっさりとバスに乗れてしまった・・・。
ホテルへ着くまで合計10時間。熊本では傘が壊れた。
今回の反省点は,鳥栖で何の対応もとらなかったこと。諦めて,次の可能性を早く検討しなければならなかった。そして,これは博多から先にバスに乗っていた人からアドバイスを受けたのであるが,「ワンセグ」の活用。災害に関する情報はこういうときはテレビが早いように思う。
これまでの国内移動でも数々のトラブル(?)に巻き込まれてきたが,今回は厄介だったなあ・・・。
P.S.実はバスが普通に走っていて,3時間で苦もなくつけたようだ。悲しすぎる。当初はバスを予約していたというのに・・・。