長崎でICT教育の推進を(20年研の実施)

大村にある教育センターにて,20年研を実施した。「授業で使えるメディア利用入門」。これにはあえて「ICT」という言葉を使わなかった。参加者にICTという用語を聞いてみたところ,初めて聞いた人が18人中半分ほどいたと思う。一方通常からかなり使っていると思われる先生もおられたようだ。
内容は,ICT活用指導力についてチェックしてもらった後,ケーススタディを入れ,グループに分けてデジタルコンテンツを活用した授業設計について探るというスタイルにした。チャレンジングな試みであったが,本当にチャレンジングになってしまった・・・。あるサイトにアクセスすれば,ネットの回線のせいでうまく見れなかったり,機材の設定でうまくいかない面があったり,ドタバタしてしまった。連絡は取り合ってきたが,初めてのところだったので,実際に目にするまで環境がよくわからなかったこともある。実施の難しさを感じた。また「入門」とした割にハードルが高かったのかどうか,反省をしてみたい。参加者の先生方,ゴメンナサイ。この夏,こういう仕事にかかわるのは3回目になったが,研修の運営はまだまだ問題がある。今年は大いに「勉強」した年になってしまった。まあ,よく考えてみると誰に教わったわけでもないので,そのスタイルはある程度経験と勉強にゆだねられると思う。ちゃんとできるまで時間がかかるかもしれないが頑張ろう。
ところで,本日うれしいことが一件あった。20年研の担当者はではなかったが教育センターの指導主事である本多先生とお会いし,少しではあったがお話することができた。堀田先生@NIME(先週,長崎にて公演された)や高橋先生@富山大と一緒にお仕事をされている先生で,今後情報交換することができそうだ。結び付けてくれた堀田先生に感謝!
今年度は長崎のICT教育の元年となりそうである。がんばっていこう。