3日目

この日はICoME2007が開催された。少しずつ発表を聞いた後,午後から離島間の遠隔教育に関する発表を行った。英語は相変わらず苦手だが,写真や表などイメージで訴えかける工夫をとった。こういう状況に追い込まれることでプレゼン能力は高まるかも。
もらった質問は,ISDNを利用したことによる画像や音声の問題,そして,調査を実践前と後で比較しているが,統計的検討は行わなかったのかということ。後者は研究上では結構問題で,対象者が少ないからできない。実践研究の方法を考えなければいけない。もし,その時にこの実践を研究対象にするのが難しくなったとすれば,我々はどう取り組んでいくのだろう,そのあたりの実践と研究の接点をどうしても考えてしまう。
終了後すぐさまラウンドテーブルへ。3年生の学生も発表した。数名のメディア活用の実態について,それを取りまとめ発表した。もちろん英語で。質問にも頑張って答えていた。発表したこと,今回はそれを経験するだけでよいと思う。あとはこの経験を今後にどう結び付けるかだ。
クロージングでInternational Journal of Educational Media and Technologyの紹介がなされた。私はこれの編集委員の一人にあたっているので,途中で様々な作業にあたった。実に感慨深い。これはオンライン版もありますので,ぜひご覧ください。
終了後はみんなで飲んだ。学生らはまた違う勉強をしたようだ・・・。