はしがき

今年もゼミ論文集を刊行することになった。はしがきに以下の文章を書いた。

 2007年度,寺嶋ゼミ2度目の論文集を刊行することができました。「ファイルを残すだけではなくて,冊子化し,記録する」ということが今年も守れたことをうれしく思います。
昨年度に比べ,大変人数が増えましたが,特に今年度は4年生4名の卒業論文を掲載することができました。前例がない中でよくがんばったと思います。これから卒業生が何名でるかわかりませんが,寺嶋ゼミ初の卒業生であることに変わりはありません。
 また,3年生の初等教育コースのゼミ生のみなさんにはミニ卒業論文だけではなく,「実習ポートフォリオ」をお願いしました。これは今後の「教師としての成長」につなげて行ってほしいという願いからです。
 この時期,すでに就職活動が始まっています。3年生の情報メディアコースの皆さんはミニ卒業論文の執筆は大変だったと思います。そのような中でベストを尽くしてよく頑張りました。
 おそらく,自分の論文で100%満足した人はいないと思います。いて欲しくありません。そこから何か改善できる点を探したり,今後につなげていくこと,これが重要ですし,私も常に心がけていることです。改善しようとする意欲を失えば,それで終わりです。
執筆者の方々はたまに手にとって読んでみて,自分の成長を確かめてみてください。そして,後輩の皆さんはこれからの論文執筆の参考にしてください。

2007年3月14日 
寺嶋浩介