少しでもいいから形に

ようやく以下の論文(資料としてだけれど)が採択された。

寺嶋浩介・関山徹・藤木卓・園屋高志・森田裕介(印刷中)へき地・離島地区における教師のICT活用に対する意識と実態『日本教育工学会論文誌』32(2) pp.XXX-XXX.(200X年XX月XX日)

自分の科研や3大学連携事業に関する成果を出すことができた。関山先生@鹿児島大学とは調査の段階から,データのまとめ方まで時間をかけて打ち合わせてきた。結果,投稿が遅くなってしまったけれど,なんとかまとまった。心理分野の関山先生からいろいろと教えていただいたことは今後も役に立ちそうだ。本当にいい出会いだった。
3大学内では「離島教育に関する研究をやっています」とアピールしているけれど,査読つきの論文としてまとまって世に出た成果はほとんどない。研究の継続という点から見れば,より質の高い成果を出す必要があると僕は思っている。研究の活性化という視点からもどうしても一石を投じたかった。
いつまでも「NIGHTシステム」の過去の栄光にとらわれてはいけない。今,僕らのやっていることはその水準に全く達していない(どころかゼロに近い)けれど,過去に学びつつ,少しでも良いから前に進めていく必要があると思う。