慢心

本日,あるところで研修を行ってきた。2時間弱のものであったが,前半は講話,後半は演習。前半はまあまあな感じで進めることができたけれど,後半の演習の出来が最悪であった。理由は多々ある。学校現場の実態をくみ取っていない課題の設定(ある程度想定はしたものの机上の理論の押し付け),精選されていない言葉,参加者の思考過程を事前に検討せず,詰めていなかったことも問題点があった。要はもっとできたはずの事前の準備を怠った点にある。
最近,忙しい割にはよくやっていると思う。でも,本当につきつめて準備をやろうと思えばもっと時間も取れたはず。まだキャリアが浅い上に,最大の努力をしなかった私の「慢心」に天罰が下ったのだろうと思う。
特にこのような1回きりのものはもう取り返しがつかない。挽回のしようもない。ただ失敗から学び取ることも多い。自分を責めるのは簡単だけれど,まだこれから,数多くの研修や講演があるので,今日得た教訓を糧にして努力をしていこうと思う。これも,「学びの場」だ。