教職大学院の情報共有を

授業も大変だけれど、大学の運営関係は本当に大変だと思う。限られた人数でやっているので、どうしても限界がある。僕みたいな下っ端はいいけれど、上層部は大変だと思う。教職大学院の運営関係は、僕が実務をやっている訳ではないけれど、個人的にもいろいろと配慮しなければいけない点もあり、結構負担を感じる。
各大学で教職大学院がスタートして半年が経過したが、もう評価だなんだと早速話が入ってきているようである。法科大学院の前例もあるだろうし、気持ちはわかるのだけれど、なんだかなあという気がする。もちろん評価と改善は必要だと思うけれど。
今本当にしなければならないのは情報共有だと思う。授業はどのようなことをやっているのか、実習の内容や指導体制、関わるスタッフ、成果をどう検証するのか、修士論文にかわるアウトプットは、院生がどのような活動をしているのか、スタッフ間の情報共有はどのようにはかっているのか。知りたいことは本当にいろいろとある。こうした情報を簡単に知ることができないものか。GPで競争するよりも、協同的にプロジェクトを進めるなどの発想があればなあ。