デジタル教材を評価する

早朝の便で東京へ。
アップルコンピュータが主催するデジタル教材コンテストの特別審査員として参加した。リンクをたどれば,優秀賞を見ることができる。当日は優秀賞5名の先生方がプレゼンテーションし,それに基づいて最優秀賞が決定した。審査というのはとても難しく,検討すればするほど,評価基準の検討を迫られることになった。また,その対象も教材だけなのか,授業での一般化度合いなのか,新しい学びを生み出すもの・新規性のあるものを評価するのかなど,その方向性もいろいろとある。
そのような中で決まった大賞作であったけれど,その先生はこの教材のために3年間の試行錯誤があったことをおっしゃっていた。その苦労をうかがい,参加者は誰でも大賞に納得したのではないかと思う。
コンテストの最後はパネルディスカッション。よく映画のトークショーなどである風ないすに座り,パソコンを使わずにトークのみ。教育研究に入っていったきっかけなど,普段とは違うことを話した。新鮮な一日でとても勉強になった。