ICT活用ワークショップIN対馬

昨日,本日と対馬に行き,ICT活用のワークショップを行ってきた。通常の授業やICT活用授業との比較検討を通して,ICT活用授業の意義を体感するのがねらいで,対馬市教委の研修の一部として実施をすることになった。
環境教育などを通して数多くワークショップをされている藤本先生司会のもと,てきぱきと進み,予定通りの時間で終了。タイトなスケジュールの中,僕はひとつのグループのファシリテータと,全体の「まとめ」を担当した。何でも伝えようとするとよくない癖だ。思い切ってシンプルにすることを心掛けないと。
僕にはワークショップを直接運営するなどはなかなかできない人間なので,藤本先生のやり方や振る舞いがとても参考になった。一人の場面でも,うまく演習形式の講演くらいはきっちりとできるようになりたいと思った。また,地域や教育委員会との連携のありかたを考えたときに,大学(研究者)がどのようにふるまっていけばよいのかももっと考える必要がある。
このワークショップは,旧来からICT活用に関する研究を進めてきた藤木先生と僕もかかわったけれど,そのほか技術科,音楽科,家庭科,美術科の先生との協力のもとで進められた。このように教科横断的に取り組めるのは,ICT活用が幅広い教員を対象としているからだと思う。その分,専門に近い僕はちゃんと意義や効果を誰にも伝わる形で話せるようにならないと。勉強することは多い。