説明の心理学
最近ほとんど本を読んでいなかったけれど,今後はしっかりとした理論を持つ本を中心に読んでいきたいと思っている。それを実践の場や研究に生かしていこうとするのが僕の生命線だと思うから。
- 作者: 比留間太白,山本博樹
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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本書は自分のやっていることとかなり接点を持つものだと思った。子どもがわに置き換えると,よりよい説明者や被説明者をどのように育てるか(情報活用能力の育成),教師側に置き換えてみれば子どもにとってどのようなよい説明者になれるか(授業研究,特に授業でのコミュニケーション分析,またICTの効果的な活用など)に応用できるのではないかと思った。実践,特に「話し言葉」の研究に関してはこの分野ではまだ発展途上だといえそうなので,今後の動向を見守る必要がありそうだ。