勉強のやりどき

今年に入ってから,研究に関連した理論的な勉強(文章を読むだけだけれど)を継続的に行っている。いわゆる実践研究的なことにいくつかかかわってくると,理論的に客観的に見ることができれなければ,研究として取り組むには意味がない,と思うようになったからだ。特に僕のような(実務家教員に対応する用語としての)研究者教員の場合には。「理論」が求められていることを特に最近,実感するようになった。
別に学生自分に読まなかったわけではない。ただ「これがどうつながるんだ・・・」と考えることが多く,難しいために何となく過ごしてしまうことが多かった。今になって思うのであるが,これは明らかに理論と実践をつないで考えることのできない自分の力量不足であったと思う。
もっと早くから真剣に勉強しておけば・・・と思ったのだが,自分の力量のなさを知って初めて勉強するのだろうと思う。これが「大人の学習」の特徴なのだろう。だから今が勉強のやりどきだ。少しずつだけれど,頑張ってみよう。