その人を知ることはある意味すべてだ

本日から,新3年生の「個別面談」を始めた。面談とはいえ,勉強のことを話すことはあまりなくて,その人が普段何をやっているかとか他愛もない話である。1時間くらいをめどにしている。
ゼミというのは少人数指導である。それが大学のウリである。僕は学生が育つ可能性があるのだとしたらゼミしかないんじゃないかとすら思っている。
そのためにはどんな人かわからないと付き合えない。はっきりといえないけれど,自分としては人によって指導を変えていると思う。
一人一人と話しているとその人がどのような人か「少しは」見えてくる。もちろん,こんな1回ですべて見えると思っていないし,向こうも僕のことなど分からないだろう。
2年間の対話を通して,お互いさらに分かり合えるように進められるとよいかなと思っている。まあ,根本としては普通に話していて楽しいからやっているのであるけれども。