村上さん来研

kostera2010-02-16

村上さん@京都外大が出張にあわせて長崎に来てくれた。
僕が長崎に来るまでは、一緒の職場だったし、お互い今よりも時間があり、多くのことについて話していたが、最近はその機会もあまりなかった。僕は初等中等教育を対象にすることが多い一方、村上さんは高等教育。同じ学会に参加しても、テーマも違うし、そもそも並行セッションで発表することが多く、ここ数年プレゼンすら聞いたこともない。周りにもひとが多いので、研究のことはあまり話していないよね、という話になった。
FDや京大のシステムの話など、村上さんの研究活動について結構いろいろと聞いた。FDを研究として成立させるの事の難しさがよくわかった。僕も関わっている対象は違うけれど、似たような悩みだなと思った。京大での授業支援システムなんかについては面白く、こういう手法を積極的に初等中等教育でも導入できれば面白いなと思った。
よく考えてみると僕からはあまり話さなかったけど、様々なICT活用に関わる実践研究について、データ収集や分析の難しさや自分の研究としての理想とのギャップなどについて話した。
昨年ぐらいから自分が研究者、仕事としてどのような方向で行けばよいのか、悩みながら答えを出せないでいる自分を再確認することができた。自分がやりたい事に合致していれば、フィールドはもっと多様であった方が良いのかなと思った。これはまた追って考えよう。
とにかく定期的にこういう機会も必要だと思った1日であった。ありがとうございました。
終了後は井ノ上君@大教センターとともに3人で街へ。ご飯を食べて、ランタンを見学。もちろん今年は龍馬押し。