日本教育メディア学会に参加

8月31日,9月1日と東北学院大学にて日本教育メディア学会が行われた。友人の稲垣くんが所属しているが,実は行ったのは初めてである。
前日(30日)の理事会は,ちょうど任期3年のおわりにあたる理事会。そして,この度継続して理事を務めることになったので,いずれも参加した。取り組むことは同じであるが,歳をとるほど仕事も増えるというところか。
初日は,発表。ICTと教員養成に関するコンセプトについて述べた。あとはどう実行に移していくかというところだろう。
久保田・前会長ー鈴木・新会長の対談は個人的には面白かったけど,他にどう伝わっただろうか。学会の研究の範囲とか,ある程度整理したほうがよいと僕は思っていたけれど,色々あって良いのかなという気になった。ただ,研究方法論については,色んな方法があってもオーソドックスなスタイルはきちんと習得できるような体制になっていないといけないと思う。
2日目は,院生の吉田くんが発表。なぜかプロジェクタの画面が消えるというトラブルがあるも,なんとか発表していた。すでに何度も練習しているが,僕がチェックした以外にも相当やったのだろうと思いながら見ていた。はじめはどれだけ練習するかが大事だ。自分も院生の頃を思い出した。
午後はシンポジウム。テーマとしてはタイムリーだし,勉強になった。ただ,シンポジウムのスタイルというのは,こういう時代になってきているから,検討しないといけないだろうなと思った。
最後は課題研究。理事会で推薦した「メディア接触」のテーマが立ったので,気になって見守っていた。ただ調査をするだけではなくて,それをどう教育に活かすか,このへんを議論しないといけないのではと思っていたので,ある程度共通理解に達することができたのではないかと思う。学会の重要なテーマなので,引き続き議論できればと思う。
あまり大きくない学会とはいえ,それをほぼ一人で請け負った稲垣くんは大変だったろうと思う。お疲れ様でした。