事前指導オリエンテーション

今年度から事前指導の1回目を分担で担当することとなった。来年度,5月や9月に附属小学校に実習へ向かう約180名を対象に,この事前指導の位置づけや受講にあたっての心構えを説明した。説明の際には,附属校園との共同研究で作成した,教師の資質チェックリストに記入することで考えてもらったりなどしてもらった。
附属学校での実習は,教育学部においてカリキュラムの中核をなすものである。大きな成長を期待できる一方,色んな人に迷惑をかける場面も出てくるだろうし,他の学生とのコミュニケーションも要求される。大学2年生はどちらかと言えば中だるみの時期にどうしてもなってしまう。そんな中,自分があと半年や1年で何をやっていかないといけないのかを考えて欲しい旨を述べた。
後半は安部校長から学校の紹介等があった。次週以降は,さらに詳細な説明になっていくと思うので,少しでも情報を吸収し,実習に望んでもらいたい。
これからの実習のことを考えると,今回の取り組みを通して気を引き締めて頑張ってもらいたかったので,今日は意識してかなり強い口調で話した。遅れてくる学生,意識の甘い学生が1割程度見られたが,今後の彼らの取り組みに期待したい。多くの学生は,少し緊張感を持ちながら,講義を聞いていた。