大学院授業の公開

教職大学院が5年目を迎えるにあたり,外部評価を受けるというのがひとつのシステムになっている。要は大学院のカリキュラムや学習環境がきちんと整備されているかどうかなどの評価を受け,基準を満たしているかが調査される。
その一環で,外部から来られる方のために,大学院の私の授業を公開することになった。水曜日に行われている「授業研究の理論と実践1」というストレートマスター用の授業を公開し,見ていただいた。
授業としては,授業の省察とそこから得られる学びをテーマとし,30分の院生の模擬授業の後,授業自体の振り返り,そして,省察ということについて考えるという授業にした。はじめの模擬授業が長くなってしまい,授業としては満足な議論ができなかったが,どのような感じで授業を進めているかについての工夫は伝わったように思う。
仕事柄,初等・中等教育の授業を見せていただく機会が多い。やはり私としても,機会を見つけては授業を公開し,フィードバックを得ることも重要だろう。これは,校種を問わない。