認知科学7回目

授業前,心の教育ボランティア募集。彼らが1年生の時に書いた「2年後の自分への手紙」を返却した。どう思っただろうか。授業ではマニュアルを持ってこさせたので,それを元にわかりにくい表現などをリストアップさせた。学生からは何も聞かなかったが,この場で何をリストしたのか聞いたほうが良かったかもしれない。ただ,横同士で見せ合ったり,自分も机間巡視をしていた。以下の本を参考に,なぜわかりにくい表現になるかを説明した。

くたばれマニュアル!―書き手の錯覚、読み手の癇癪

くたばれマニュアル!―書き手の錯覚、読み手の癇癪

そして,個々の表現ではなく,全体的なデザインという視点から,どのようなユーザがいるかをおさえること,ユーザを支援するための環境などについて話した。あえて絞ったのは,彼らが課題レポートを書く道筋を残すためである。「日常生活を2つの視点から認知科学的に分析すること」を大テーマとしている。この「日常生活」のテーマを3つ次の時間に持ってくるように言っている。