佐世保市コミュニケーション能力育成プロジェクト

このサイトには書いていなかったのだが,7月11日より同プロジェクトがキックオフされ,指導助言講師としてプロジェクトチームに加わっている。佐世保市内の小中の先生,校長先生も入っている。僕の立場は教育学部の教員として,そして全学の機関である「心の教育総合支援センター」の兼務教員として加わっている。
僕が長崎に来る前の2004年,市内の小学校で痛ましい事件が起きたのは長崎内の方でなくともご存知だろうと思う。それに端を発して佐世保では様々な教育への取り組みが真剣に行われている。このプロジェクトもその一環として立ち上がったものだ。話題に上ったのは1年前,そこからようやく開始にこぎつけたので感慨深かった。長崎内の学校と何かをやったことはこれまでなかったので,良い機会になると思う。
7月の第1回目の会では教育長の挨拶に始まり,委嘱状が配布された。その後,私のほうからこれまでやってきたことやコミュニケーション能力についての考え方などを述べ,プロジェクトチームの活動についていくつか提案した。教師を対象とする調査や実践研究などが深められていくことになるだろう。
期間は2年間。今年はほぼ月1回ペースでバスで1時間半かかる佐世保に向かう。2回目会合は8月16日だ。今日はそれに向けての準備を少し行った。
これは重要な取り組みであるので,このサイトでも随時お伝えして行こうと思う。