教育格差絶望社会

教育格差絶望社会 (洋泉社ペーパーブックス)

教育格差絶望社会 (洋泉社ペーパーブックス)

これまでの日本の教育ではあまり見られなかった教育格差が広がっている。それには両親の収入等の経済的格差が影響している。主張が明確。
こういう視点の存在が現在大きくなっていることを知りつつも,本などにはあまり目を通してこなかったような気がする。このシステムに対して(一個人として)どう取り組めば良いのだろうかと思った。あるいは「幸せ」ってどういうことなのか。親の存在が大きいのは昔から変わらないと思う。子どもがいればもっと考えることも多いんだろうな。
最後のほうに書いてあるSPIの話とか,様々なテストを作っているアメリカのETSという団体の存在が勉強になった。