日本教育工学会が終了

3日から5日まで日本教育工学会が母校の関西大学総合情報学部にて開催された。
自身の発表は2日目。「コミュニケーション能力育成を意図した授業設計に関する教師の実態把握の試み」というタイトルで発表させていただいた。佐世保におけるコミュニケーション能力育成に関する実態調査の報告である。いつものように(ギリギリではあるが)何度か練習を行うことができたため,プレゼンテーション自体は「こんなものかな」と思ったが,終わってみると今回進めてきたプロセスが果たしてよかったのか,今後どうつなげようとするのかに始まり,研究者としての理論構築の方法や学校(教師)現場との関係の持ち方など考えさせられることが多かった。
思えば外大に行ってから「工学会では何とか発表を」と思いながら,発表の中身は色々であったが,それを4年続けた自分を評価したいと思う。そこから次のステップへと進もうとしている。
セッションでは座長をつとめたが,なかなか思うように進まず,苦労した。大いなる課題を残したかなあ。途中でプロジェクタのコネクタピンが曲がったし。あの時は焦った。座長自ら自力で直しましたよ(笑)
若手飲み会も100人程度で盛り上がった。もはや恒例だね。
普段忙しくてなかなか話すことのできなかった藤木先生や森田先生と多くの時間を取れたのは大きい。いい機会であった。久しぶりに自分の指導教授と会えたのもうれしかった。
ところで,他の関係者のブログを見ていると,今回の関西大学の学生スタッフの動きはとても評判が良かったようだ。後輩ががんばっているのを見てうれしかった。学部生は僕のことを「先輩」と認識してない人もいるだろうけど・・・(笑)先生の指導もあると思う。でもそれ以上に自分たちで相手のことを考えて動いているのが良くわかった。お疲れ様。
来年は9月の後半に早稲田大学所沢キャンパスにて開催されるそうだ。