教育システム若手の会に参加

学会員ではないが,人工知能学会の一部から立ち上がった教育システム若手の会に参加した。場所は加賀市セミナーハウスアイリス)。これで3年連続となる。
当日は各自の研究テーマが簡単に発表された上で,「教育システム研究は役に立つのか?」というお題に基づいて,議論を重ねた。僕の研究形態から実践研究グループに入ったが,似たような悩みを抱えて研究を進めようとしていることが良くわかった。
会では最終的に実践研究と教育システム研究からなるマッピングが各グループから発表されたが,ただ単純に「お互いのことを知りましょう」というレベルではなくて,一緒に何かを作っていく姿勢が重要だなあと思った。また自分の研究のヒントを探す際に,システム開発側でどのようなことをやってどういう知見が生み出されているかも勉強する必要があるように思う。
それを結べる人材が少ないのではないだろうか。開発や実践ではなく,普及の戦略を考えていく必要もあるんだろうな。自分の周りではそれがとても上手な人を数名上げることができる。
ところで,自宅からこの場所へは少なくとも6時間はかかる。時間のつなぎ方は心得ているつもりであるが,それでももったいない気がする・・・。