2006年度を振り返る(その2:教育)

担当した授業はこちら。2年目に入り増えた。あるところで大学授業(の工夫)についての講演した時,同時にこのページを見てくださっていた先生から,「こんなに多くてどのように工夫されてるんですか」って聞かれたっけか(笑)
合格点はゼミナール,メディア論,情報処理入門,コンピュータネットワーク入門(途中だれたけど)。
教育方法は大筋ではOK。ただ,もう少し学生の実態を踏まえた授業内容にしたり,ケーススタディを導入する必要があると思った。
認知科学は個々の授業としてだけではなく,全体としてどう成り立たせるかが重要。
マルチメディアは授業で取り扱う内容としてまだ固まっていない。もっと学生を動かしたプロジェクト型の学習を進めてよいのではないかと思った。
大学院授業は個人に内容を合わせるようにしてきたが,もう少しやる内容をきっちりさせても良いと思う。
総合演習は来年度は別のテーマに入ることにした。
以上,課題は結構明らかなのであるが,これに対応する実質的な時間があるかというと,正直言ってない。来年度は卒論ゼミが出てくる。そして,信じがたいことに授業も増える(教員一人当たりの持ちコマ数をはっきりさせてほしい。)。TA含め,上位年次をうまく巻き込んだ授業にしていかなければ。大筋の内容ははっきりさせておいて,あとは学生主体の学習を増やしていく。その中で自分にとっての効率を見極めていきたい。