離島にて小・中・高一貫教育

長崎県には離島が多いのはご存知のとおりだ。このたび,五島列島の一部である宇久,小値賀,奈留の学校関連の仕事をすることになった。位置をGoogleマップにて確認されたい。奈留より北東の方向に小値賀や宇久がある(平戸の西)。
このたび,この3地区での小・中・高一貫の取り組みが文科省「新教育システム開発プログラム」に採択された。この事業は構造改革特別区の内容とも関連している。その効果を検証する段階にて長崎大学が加わり,代表者として,教育心理の原田先生,実務担当者として私が指名された。
本日,今後の進め方に関する話し合いを進めたが今後を考えての生産的な議論ができた。これは来年度の大きな仕事のひとつになると思うので,楽しみだ。
ところで,途中段階では各島に行くことになると思うが,これには苦労を要しそうだ。まず奈留は長崎港からジェットフォイルにて福江を経由し,2時間程度。船の時間を考えると,いくだけで1日仕事になりそうだ。
小値賀は空港があるから・・・と思われるかも知れないが,2006年3月から閉鎖されている。そのため,大学から2時間弱かかる佐世保港から高速船にて1時間。波が少し高ければ船が出ないか,時間が3倍かかるフェリーに乗らざるを得ない(そもそも出ればマシだが)。離島ならではの苦労が予想される。
ただ地図を見ると,宇久島の南西には「寺島」という島があるではないか!これも縁だと思うので,がんばろう。