デジタルメディア・トレーニング

デジタルメディア・トレーニング―情報化時代の社会学的思考法 (有斐閣選書)

デジタルメディア・トレーニング―情報化時代の社会学的思考法 (有斐閣選書)

メディアの過去・現在・未来の3部に分けて,各部でいくつかの章を扱っている。各章とも「・・・(たとえばケータイ,などが入る)は我々の敵か,味方か」を考えさせることを通していくつかのメディアの動向について勉強しながら,その利点や欠点などの2面性がわかるし,また繰り返すことで思考の方法も提供してくれる。
著者によっては文章がわかりにくい章もあるが,メディア(しかもデジタルの)を取り扱ったものとしては非常に良い本である。来年度の情報メディア3年ゼミ(があるとするならば)では,この本を使おうと決めた。