職場の異動

大学に本格的につとめたり,また外部の人とお仕事させていただくようになると,担当者などの異動に出くわすことが多くなってきた。この仕事がそうそう簡単に異動がないのに比べると,驚かざるを得ない(むしろこの仕事のことを驚いたほうがよいのかもしれない)。たとえば,私がこの大学にきて2年と数カ月になるが,私がくるより前からいた事務の人はほんのわずかである。まあ入れ替わりの激しい時期だったのかもしれないが。
もちろん,ある一定の期間を経れば異動したほうがよいところがあるのは大いに理解できるのであるが,これは組織にとってプラスになっているのかなあと思うことがある。引き継ぎなどには労力を要するだろうし。「適材適所」は難しそうだ。
加えて,新しく来た人がその職場でやりやすくしてあげるのは,もとからいる人の責務のように思う。うちの学部の場合,事務方はどうかわからないけど,教員へのサポートは一考も二考も要するように思う。もっと組織的にサポートする必要があろう。