初等教育コース卒論発表会

初等教育コースの100名超の学生が,分科会形式にて卒業論文の発表会を行った。発表15分,質疑5分の学会形式で行われた。担当する教員もかなり多くに上るので,その研究テーマは多種,多様である。私は学校図書館に関するものや,教育実習に関するものなど,いくつかの発表について聞き,会場で質問が見られない場合はいくつかの質問も(やんわりと)行った。
寺嶋ゼミからは2名の学生が行った。それぞれテーマは離島教育に関すること,教師の叱り方に関するものであった。もう提出済みの論文であるから内容はさておき,これまでの経験を生かして,うまくプレゼンテーションを行った。台本を読み上げる学生も多い中,自分たちの言葉で話していた。会場からの質問にも丁寧に対応していたように思う。これまでの経験値が反映された発表だった。
これでうちのゼミの2名の学生の卒論が終了した。残る2名は,22日(金)の情報メディアコースの卒論発表会で終了をむかえる。
ところで,この日は日曜日だった。卒業生やお世話になった現場教員などの訪問を歓迎する意があったのかも知れないが,学生の教育上必要な行事とはいえ,この日にやる意味はないように思った。もう授業も終わりつつあるのだから,できることなら勘弁してほしい。たまには研究にかかわる仕事に充てさせてください。愚痴って申し訳ないのだけれど。