へき地教育研究に関する調査

3日から5日まで,本学部の藤木先生,藤本先生と北海道教育大学岩見沢校に出張した。写真を数枚添付するが,ご覧の通りの雪の中である。気温は0度くらい?この時期,通常は0度を下回るようだ。僕と藤木先生は先日宮古島出張からインターバル1日での強硬出張。気温差20度。たまらん。


4日に岩見沢校を訪問。全国で唯一へき地教育研究センターを持つ。具体的にどのような研究がなされているのか,教員養成のシステム,GPの内容,学校現場との関係などを村田センター長にヒアリングした。北海道教育大は岩見沢のほか,札幌,函館,旭川,釧路がある。これはすごい規模である。一般化できる研究をするのはなかなか難しそうだという感触を得た。まあ,それは研究者としてのスタンスをどうとるかにもよると思う。
午後からメープル小学校(なんとユニークな名前!)を訪問。複式も持つ,環境が整備された学校だった。ちなみに体育館まで暖房があるというのに驚いた。ま,これだけ寒かったら当たり前だが。
5日は大学に隣接する岩見沢市教育研究所も訪問した。遠隔学習(一方向,双方向を含む)を長年にわたって,現場に無理のない形で実施しているところが本当に参考になった。これは所長をはじめ,スタッフの先生方のご尽力によるところなのだろう。
大学のプロジェクトを進めるだけではなくて,研究者としてのスタンスをどう取っていくかも考えさせられる3日間だった。