成績評価に関する講演

朝から事務作業に忙殺されたのち,午後から車で10分ほどの県立シーボルト大学(4月から長崎県立大学と統合し,「長崎県立大学」となる。「シーボルト」というネーミングがなくなるのはさびしい。)に向かい,同大学看護栄養学部において,成績評価に関するFD講演会を行った。まさか,またこのような仕事をやるとは思わなかった。
私からは,評価の意義,学習の「ねらい」の立て方,具体的な評価方法について紹介したり,随時先生方から出される質問をくみ取りながら,いくつかお答えした。主として看護学科の先生方を対象とした講演だったのだが,この分野ではブルームの考え方が積極的に導入されているということで,議論は特に態度などの情意面に関心が集まった。情けないが,教育学部よりはるか上の議論だったと思う(というか,うちでは議論すらしていないか・・・)。
終了後は懇親会の中ではいくつか現状に関する意見交換があった。実習などの種類はまったく異なるが,学生の状況などは同じような感触であった。また,近所の大学としていろいろな情報交換もできたと思う。
今後はFDだけではなく,免許更新制などでもつながりが出てくるだろうし,様々な情報交換ができればと思う。